両国~路地ウラの暮らし
相撲の町として知られる両国には、歴史の舞台になった場所や懐かしい町並みが残されています。
今回は、路地の奥で見つけた生きるものの“住み処”について。
JR両国駅(昭和4年施工)
この路地が匂うので行ってみます。
トマソン発見。
外灯の形と位置からして、元々は玄関だったようです。
新しい道路ができたりして、表に面したところに玄関を移したのでしょうか、長年住んでいると環境の変化にも対応しなければならないんですね。
木造の可愛らしいおうち。
植木がずいぶん育ってしまったようです。
見上げる。
可愛いポスト。タイル張りもたまらんのです。
植木やポストに愛着が感じられ、ちょっとしたことを楽しみながら暮らし続けているような気がしました。
先ほどのおうちの向かいに大きな水槽があります。
ホテイアオイがもっさり。
そして、葉の隙間からゆらぁと顔を出す金魚と目が合いました(笑)
水もきれいで、ウロコも艶々。町の片隅で大事に育てられているようです。冷たい水に耐えながら春を待つのでしょう。
ここは居心地のいい路地ウラでした。