妙正寺川沿いノスタルジー
前々回ご紹介した西武新宿線中井駅周辺には、妙正寺川が流れています。
駅を出てすぐ橋があるので、そこから川沿いの遊歩道を歩きます。
散策したのはまだ寒い時期だったので、冷たい風が吹く中の対岸の風景をお楽しみください。
妙正寺川というのは、「東京都杉並区の妙正寺公園内妙正寺池(すぐそばにある妙正寺に由来)に源を発し、途中中野区松が丘二丁目で江古田川を合わせ、新宿区下落合一丁目の辰巳橋付近で神田川高田馬場分水路に合流する。」とのこと。(ウィキペディアより)
中井あたりはちょうど、神田川に合流する直前のエリアだったんですね。
ちなみに、隣町の「落合」という地名は、川が落ち合う場所からつけられたそうです。なるほど~。
橋から見た妙正寺川
古い柵
鉄とコンクリート製の古い柵。
くびれのあるデザインが数字の9みたい。
柵を利用した増築
川の反対側には、様々な生活のウラを感じることができます。
右の建物、増築部分を川の柵にドカッとのせていますね。土台いらずのリフォーム様式。戦後のどさくさを思わせる風景です。
家が乗っかっている場所のコンクリ壁は、雨があたらないのでキレイですね。
鉄とコンクリの終わり
木が生えているところを最後に柵が終わっています。
そして、ちょうど木の根があるあたりの壁に苔が多いように見えます。
水分豊富なんでしょうね。
鳩だって寒い
この日は本当に寒かった。
鳩が冷たい風に耐えながらふくらんでいました。
もう必死。私が近づいても「それどころじゃないんで」って感じ。不動の鳩。
木造住宅
窓周りをリフォームしたようですが、レトロな雰囲気を崩さず、可愛らしい窓辺になっています。川と家の間にフェンスなどないんですね。ハラハラしちゃう。
トタン・ワールド
錆び具合の違うトタンの壁は、まるでコラージュ作品のようです。
真ん中の小窓周りはモルタル、土台は石。
ここもフェンスなどなく、窓から何か落としたら川に落ちてどんぶらこ、ですね。
板塀
遊歩道には、小洒落た外灯が立っています。
川沿いにもかかわらず、古い板塀が残っていたり、変に手を加えられていない町並みがいいですね。
この先の下落合~中落合のエリアには、戦前にお屋敷などが立ち並んだ「目白文化村」と呼ばれていた場所があります。
また今度、ご紹介したいと思います!
このへんを歩きました↓
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