古い建物の宿命
高円寺の路地ウラにあるお気に入りの雑貨店が、建物の老朽化に伴い、本日 店舗営業最終日とのことで、慌ててご挨拶(&掘り出し物探し)に行ってまいりました。
JR高円寺駅の南口から少し行ったところの商店街。こじんまりしつつも個性的で可愛いお店が並ぶ路地に、そのお店「IONIO & ETNA」があります。
老朽化のため解体・建て替えが決まった木造モルタルの建物。店主とのおしゃべりと古道具を目当てに、2階のお店に気まぐれで立ち寄っては長居していました。(1階のカフェギャラリーでも長居してました(笑))
いざなくなってしまうと思うと、この路地が急に静かで寂しい場所となってしまいます。
木造モルタル、厚ぼったいペンキ、もじゃもじゃの配線、昭和の雰囲気がアートの感性を刺激します。が、本日、在庫処分のため80%OFF。
もっと頻繁に来ればよかった、と思ってみたところで、老朽化には逆らえないという現実。本当に残念でなりません。
ナショナルのロゴ入りのソケット、腕時計の風防、その他古道具を数点購入させていただきました。
記憶に残るようなものを買うことで、お店との繋がりを思い出し、またどこかで再会できればいいと思います。「IONIO & ETNA」さん、これからも別の形で頑張ってほしいと思います!
静かな路地でも、いや、路地だからこそ、人との出会いがあり、思いやりを感じることができ、自分の糧になっているのだ、と、ちょっとまじめに考えてしまいました*
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