台北の路地裏ノスタルジー(2)
引き続き、台北の路地ウラを探索しましょう。
煉瓦の壁を追う
台北市内は、どこを歩いても古い建築があり、趣のある風景を楽しむことができます。
特に古い街を見たい場合は、龍山寺周辺や迪化街がおすすめ。
MRT(地下鉄)の龍山寺駅近くには、剥皮寮(台北市郷土教育センター)という台北の歴史を見ることのできる施設があり、統治時代の看板建築などが残されています。
ここは、もちろんガイドブックに載っていない、旧市街の普通の路地ウラ。
奥行きのある路地ならではの楽しみ方として、見え隠れする差し色に注目すること。
煉瓦の赤茶色の壁、その奥には緑のテント、チラ見する赤、この組み合わせにニヤニヤしてしまいます。
ここはかなり古い住宅が並んでます。
煉瓦とモルタルが削げていて、電線と蔦が絡まり、よくわからないものが挟まっています。
よく見るとテラスの意匠が凝っています。ステキです。
むき出しの煉瓦の壁は、かなり古そう。
この建物はおそらく廃墟。人の代わりに木が育ってしまったようです。
自然の力はすごいですね。
商売繁盛
庶民の食生活は、屋台が支えてます。
もちろん有名店、話題のグルメ店も一度は行ってみた方がいいでしょう。
更に、地元の人たちと同じものも食べてみると、旅の醍醐味が増します*
朝食屋、ササッと食べれる麺、定食屋が路上に建ち、気軽に食事することができます。
値段も安いので、店主も工夫しながらお店を切り盛りしているようですね。
一斗缶はテントの重りに、店の開閉も板やビニールで簡単に(笑)
こちらは、定食屋の裏手。
たけのこのマークのダンボールが中華圏だなぁと実感。
真っ赤なバケツに白い液体(お米を洗ってる?)、使い込んだ大鍋。
プラスチックのカラフルな配色と年季の入った厨房が味わい深いです。
理容店。
日本の古い床屋も魅力ですが、台湾もかなりいい雰囲気です。
この看板は、プロ意識が高そうですね*
路地ウラにもお寺。身近にあるので、庶民の味方と言った感じ。
提灯が印象的です。
看板を撮ろう
海外の看板は文化の違いを感じることのできるアイテムなので、ぜひ写真に撮っておきたいジャンルのひとつです。
複雑すぎる看板。
庶民の娯楽スポット、エビの釣り堀の看板。
お店の案内は、壁に直書き(笑)
以上、メジャーな台湾の観光スポットをスルーしたにもかかわらず
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
海外の路地ウラ探索は、またご紹介できればと思います*
おまけ
アンニュイな悩殺ポーズ。滞在ホテルの裏道にて。