見つけた*こんなところに出版社&古書店
神保町には、古書店、楽器店、スポーツ店が集中しています。
集英社や岩波ホールなど大手出版社関連ビルもあり、若者からお年寄りまでマニアックな人たちが集まる本の街・趣味の街といった印象です。
古書店街には、専門書を扱うお店がひしめき合っていることもあり、必ずあると思っていた専門書の出版社を路地裏で見つけることができました。
中でも気になる佇まいのものをご紹介したいと思います。
海文堂出版株式会社
東京都千代田区神田神保町2-48
船舶や海運関連の書籍を刊行しているようですが、出版社情報を見ると住所が文京区になっているので、こちらの建物は販売用か倉庫なのかな、と思います。ちょっとわかりませんでした(汗)
しかし、いい感じに時間の経ったモルタルの壁。海文堂の文字。いいなぁ*
株式会社鉄道日本社
東京都千代田区西神田2-1-4
自動車技術専門誌の中では最も古い『自動車工学』を発行しているそうです。
ピンクのペンキのドアが素晴らしいです。鉄道=電車なのかなと思ったら自動車関係書籍でした。
ドアの手前の石製の台(?)には、金具がついているので、鎖を留めるためのものと思われます。真鍮、石、鉄、錆、これはもう、好きが止まらない(笑)
真鍮のドアノブ、種類別の型板ガラスがはまったドアにメロメロになりました。欲しい!
株式会社かや書房
東京都千代田区神田神保町1-20
軍事・戦記関連書物の刊行。
それより何より、スズランテープで固定された木が気になるのですが・・・
ひきで見るとこんな感じ。
グレーの植木鉢から根が溢れて宙に浮いちゃってます。
木を窓の柵にくくりつけて必死に耐えているんですね。
索文社図書
東京都千代田区神田神保町1-20
このエリアは、同じブロックにこじんまりした出版社が集中しているようです。
こちらは、古書店なのですが、作業中なのでしょうか、以前見かけたときよりワサワサしています。
歴史書・社会学・経済書などを扱っていて、目録から本を探せるようになっているようです。
いにしえ文庫
東京都千代田区神保町1-18-1
こちらも古書店。いにしえ文庫の文字が質素で素敵*
この日はお休みだったのか、中の様子がわかりません。
季節の花と青い壁、わび・さびを感じます。
型板ガラスの氷のような質感と植木の風景。昭和の街の片隅。
何度歩いても見逃しているものがあるマニアックな街。
下を見て、上を向いて、すきまを覗いてみると、また新たな発見があるかもしれません。
↓今回はこの周辺の裏道
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