路地ウラ観光案内

東京を中心に、路地裏のマニアックな楽しみ方を紹介します。

新緑の蚕糸の森公園

 ゴールデンウィークに突入しました。ちょっと前まで寒い寒い言っていたのですが、季節は移り行くものですね、都内はとてもあたたかな一日でした。

今回は、蚕糸の森公園とその近くの商店街を歩いてきたので、2回にわけてご紹介します。

 

蚕糸の森公園

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蚕糸の森公園は、東京メトロ 東高円寺駅すぐに位置し、「農林水産省蚕業試験所」(後の「蚕糸試験所」)という研究施設の跡地に作られた区立の公園です。

当時試験場で使用されていた正門と守衛所は、今も保存されています。

 

 

余談ですが、正門前で青梅街道の反対側を見ると古いたばこ屋さんがあり、つい気になってしまいました。昭和初期~中期の名残がたくさん残る街なんですね。

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さて、公園内に入ると右側すぐに守衛所が建っています。

大正元年施工とのことで、正門と同様に煉瓦造りの建築、屋根の上のドーマー窓、かわいい窓に通風孔など大正浪漫なデザインがぎゅっと詰まっています。

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実は手前の消火栓も結構古そう。赤くて味がありますね。ね、おいちゃん。

 

近代建築への張り紙は、現代版へと進化しています。

「公園内でドローンの使用は禁止です。」

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可愛い窓。上げ下げしたい。

ステンドグラス風のシートを貼っているところは、大正時代よりも昭和っぽい(笑)

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昔の通風孔は、凝っているものが多いので必ずチェックします。

ここのも、デザイン性が高くステキです。

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理系っぽい字。科学の進歩がこの地にあったのですねぇ。しみじみ。

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園内には、自然豊かな緑が広がり、滝や池、川が人工的につくられて、人々の憩いの場になっています。

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鯉や亀、ザリガニもいる!

ザリガニ釣りのみOKなので、子供たちが一生懸命ヒモを垂らして頑張っていました(笑)

 

明治時代の施設の跡地だけあって、大きな木が多く、とても清清しいところです。

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芝生の丘もあり、寝っころがったり読書したり、お弁当食べたり、思い思いの過ごし方ができるので、正直こんなにのんびり過ごせると思っていませんでした*

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園内の川で水遊びをする子供たちや、友達とお茶をのむお年寄りたち、ピクニックする家族、さらに歴史的背景もある公園は、この季節に行くには最高です。

禁止事項の多い公園が増えていますが、ここのように自由に過ごせる(ちゃんとダメなことなども含め管理をしっかりされている)ところがもっとあってもいいなぁと思いました。

 

 

↓今日はこのへん

 

ではまた次回につづく(^^)/

 

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