両国〜窓を使いこなす街
歴史の詰まった街、両国。
戦後の、まだ建築基準がゆるかった頃に建てられた木造の建物は、
生活しやすいように、窓や扉にアレンジをきかせていたようです。
今では、安全面や防火規制などで、制限が増えているので、好き勝手に改造できないようになっていますよね。
両国に限らず、古い建物の窓は機能重視なので、生活の様子も想像できて面白いと思います。
すだれやテント、窓の大きさも位置も結構バラバラ。
方角や用途で色々な役目を担っているのでしょうね。それにしても壁の修繕跡がすごい(笑)
左上は通風孔。ドア上部のガラスの小窓を改造したのでしょうか。
ピンクと水色の配色がかわいい*
防犯の機能を持つ面格子。
くるん。
ガラスをたっぷり使った店舗。2階の柵が粋な扇形デザイン。
1階のガラス戸上部につけられた回転窓。空気の入れ替えに役立ちます。
勝手口のドア。真鍮のドアノブに目を奪われますが。。。
この小窓、ちゃんと開閉できるようなので、
小さいものならドアを開けなくても出し入れできる優れもの!
様々な役目のある窓、ぜひ注目してみてください*