阿佐ヶ谷のローカル・アングル
JR阿佐ヶ谷駅といえば、とても長くて歴史ある商店街「阿佐谷パールセンター」があり、治安もよくて住みやすい街として知られています。
今回も、そういった点を取り上げず、周辺の路地ウラを探索したいと思います。
阿佐谷北のローアングル
1階はわりとオープンな吹き抜けのスペースで、自転車で走り抜ける小慣れた地元民もいるようなゆるい雰囲気。
その先には、パールセンターよりも小規模の商店街「北口アーケード街」があるので、歩いてみましょう。
とても普通の、昭和な雰囲気の商店街ですが、途中にとても細い路地を発見。
そぉっと覗いて見ると、向こうの通りのお寿司屋さんが見えます。
お寿司屋さんを目指して歩きます。
裏通りにはたいてい、古くて実用的な窓があり、運がよければ鉄製の面格子がはまっています。ザラッとした質感、工業系の無骨さ、錆の溶け込んだ壁、トリミングして見るととてもカッコイイので、ぜひ注目してみてください。
路地のもうひとつの楽しみは、狭いところから見上げる小さな空。
絡み合った電線、パイプなど画になります。
皆さんも路地に入った際には、ローアングルをお試しください。
阿佐谷南のローカル・アングル
南口に移動し、ロータリーを右折します。(パールセンターとは逆方向)
「かわばた通り」というらしいです。
かわばた通りは、道幅もありとてもきれいな道です。
でも、老舗の不動産や商店、呑み屋横丁など、意識して歩くと面白いので、
ゆっくり歩くと良いでしょう。
大人も子供も楽しめる憩いの場
かわばた通りを抜けると、その先の路地に市民の憩いの場が見えてきました。
大正時代から続く老舗の釣堀り「寿々木園」です。
私自身、ここにはよく来ます(笑)
鯉と金魚が釣れます。
子供たちは金魚の池ではしゃぎ、こっちは大人の鯉の池。
プラスチックの椅子、座布団、釣竿、タモ、木箱に練り餌、これらが釣堀セットになります。
地面に洗面器がふせてあり、重しが置かれています。
コレは何でしょうか?
何か罠にかかってるのか?
そうこうしているうちに釣れるので、実にのんびり。
路地裏でゆったりした時間を過ごすことができますよ。
以上、今回は身近な路地ウラでの楽しみ方をご紹介しました*