古書店以外の神保町(2)
引き続き、神保町と水道橋の間をしばらく散策してみます。
路地に面した個人のお宅、玄関ドアだけ新しくなっていて残念!と思ったら、
両脇をかためる窓がいい雰囲気なのでじーっと見てみます。
おそらく回転窓のようで、きっと家の中は風通しが良いのでしょうね。
さすが湿気の国ニッポンです。
珈琲エリカ西神田店は、現在既に閉店しているので
以前一度だけ入ることができたのが良い思い出となっています。
中も木造でレトロでした!外の光が差し込む店内が懐かしいです。
水道橋に近づき、裏通りの静けさの中「カトリック神田教会」が荘厳な姿を見せてくれます。
何年も前に撮った写真しか見つからず、ぼやっとした画像で申し訳ありません。
でも、本当にこのあたりは静かで、教会の建物は国の登録有形文化財に指定されているだけあって、歴史を感じ、神聖な気分になります。
写真がぼやけてて見にくいですが(汗)、少し開いている窓がたまらない!
ただ開けているだけなのに、とても良い、好き。
さて、神保町、古書店の並びの真裏に戻り、九段下方面に足を向けますと、
白亜の路地ウラ物件を発見しました。
こじんまりしていますが、よく見ると非常に凝ったつくりで、
施主さんのこだわりと、やりすりないセンスの良さも感じます。
先に進み、九段下駅まで来てしまいました。
神田川を渡ったあたりの細ーい道を入りますと、
カフェなどの並びに突然日本建築が現れます。
先ほどの白亜の建物と全く雰囲気が変わりますね(笑)
2階の丸窓や凝った意匠の面格子に見とれてしまいました。
一階の窓をよく見ると、ガラスの補修が懐かしい感じなので
記念に一枚撮ってしまいました。
足を止めて、すみっこに隠れている古いものを探してみると、
昔と今の時間がぎゅっと縮まりますので、
皆さんもゆっくりのんびり路地散策を楽しんでみてくださいね*